FXStreet - MUFGの通貨アナリストLee Hardman氏は、スウェーデンクローナが12月のベストパフォーマーだったと語る。

主な引用

今年の殆どの期間を安値水準で調整した後、貿易加重ベースでスウェーデンクローナは上方に抜けようとしている。最近スウェーデンクローナが値上がったことで、リクス銀行は昨日、声明を発表したが、弊社はこれを口先介入であると見ている。声明は、最近のスウェーデンクローナ高に懸念を示し、これにより�ンフレに上昇リスクが生まれることを指摘した。

スウェーデンクローナの値上がりが、予想よりも「より早期に、より急激なペース」で続けば、目標に向けてインフレを押し上げることが、より困難になるとリクス銀行は述べ、必要であると判断した場合には、為替市場にいつでも介入する準備があると述べた。これは、スウェーデンクローナの上昇をストップさせるために必要ならば、リクス銀行が市場介入に近づくことを明らかに示している。

この声明自体、投機筋の需要を低下させる効果がある。そのため、短期的にスウェーデンクローナが下落するだろう。スウェーデンクローナは最近、緩やかに上昇しているのみだ。つまり、リクス銀行がスウェーデンクローナの動きに敏感になっている中、短期的に介入が必要なほど、スウェーデンクローナが今後も値上がる可能性は少ないことを意味している。

スウェーデンクローナ高に懸念を示唆し、実際に介入する意思があることを示唆することは、スウェーデンクローナ高を短期的に抑え込むだけだ。相対的な経済ファンダメンタルは、来年も引き続きスウェーデンクローナが上昇する方に傾いている。スウェーデン経済は強力に拡大を続け、リクス銀行が追加緩和を実施する必要性を減少させる。弊社の長期バリュエーション予想によると、スウェーデンの大幅な経常黒字に支えられて、スウェーデンクローナは今後、大幅に過小評価される。年が進むにつれ、低インフレ懸念が後退すれば、リクス銀行は一層のスウェーデンクローナ高を容認するだろう。

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